電気ショック、続き
前回の続き。
麻酔科医が必要になった、と言うことは話した。
精神科単科の病院に麻酔科医がいるだろうか? 極めて稀であろう。というか無いと言った方が良いかな。
総合病院なら麻酔科はいるだろうが、でなければ麻酔科医師を呼んでこないといけない。これが結構面倒なところなのではないかなぁ?
さて、紹介状をもって、うちの県でも大きい精神科に行った。その病院は精神科医かつ麻酔科医という医師がいらっしゃった。レアケース。
一通りの説明を聞いて、「入院」である。「通院」で出来ないものか・・・。
そこでは1週間に3回、1クール6回だったと思う。
やっぱり1回目は緊張するよね。何されるかわかんないんだもん。緊張と言うより、怖い、かな?
入院病棟の主治医に連れられて、別棟の閉鎖病棟の中の一室に案内された。
広くないがいろいろ機材がおいてあるような・・・、すぐベッドに横になったら、すっげー手際よくモニターなんかを貼り付けていくし・・・
昔からなんだけど、モニター付けた後に血圧計が自動で膨らむのが苦手(だった。慣れてきたw)。
あまりの手際よさに目を白黒させていた。腕に点滴さして(サーフローの針なのかな?)
で、ベッドの高さが上がっていく。
「怖いんですけど。。。」って普通に声に出していたが、やはり「大丈夫。大丈夫」と言われる。
そのときは説明してくれた麻酔科医だった。手に白いものが入っている注射器を持っている。これがプロポフォール(ディプリバン)という(全身)麻酔薬だということはだいぶ後で知った。あまり関係ないが、マイケル・ジャクソンの死因となった薬である。
これが点滴ラインに入ってくる。
「ちょっとチクチクするからね」と言われ、確かに血管がチクチクするな、と思ったら、気絶である。
気がついたらたぶん隣の部屋で目が覚めた。
別に痛くもかゆくもない。なんだこれ、って感じで、元の病棟に帰った。
ちなみに、麻酔薬の後に、痙攣を抑えるために弛緩剤を入れてるようであるが、意識がないのでわからないw。サクシンという薬だろうかな?
んー。ちょっと長い?。続きは次にしようかな。